YutO
- スプラ歴8年(全作最高ウデマエ到達)
- 20代後半で看護師三交代勤務しつつフェス26傑、上位1%以内達成
- コーチング専門へ転向しXP2700等、高ウデマエ多数輩出
- 独自の視点のAIM練習方法「ゆと式AIM練習」が500部の販売成功
- 現在はスプラチーム運営しながらコーチング依頼を受けています
- VALORANT転向を決意。まったり練習中です
「なんとなく」でやっていませんか?
長年コーチングをしていてとても感じますが
パワー帯や腕前が低い方ほど「試合の中のメリハリ」が無い
というのを感じます
攻めと守りの区切りが曖昧になっていて
「今どういう状況なのか」を
ぼんやりとした状態でプレイしがちです
逆にパワー帯が高いところは
「攻めと守り」が非常にはっきりしていて
それに応じて行動を切り替えてるのが見て取れます
パワー帯や腕前が低い方は
「試合の流れをきちんと整理する」ことで
「今の状況は攻めか守りか」を意識でき
それによって行動を正しく選択ことができます
試合の簡単な流れ
①初動で敵と打ち合う
②どちらかが人数有利を取る
有利⇒抑え 不利⇒打開 に移行
③抑えに移行した側がカウントを稼ぎ
打開側はSPを貯める等して状況を変える動きをする
④打開に成功⇒攻守が交代
打開に失敗⇒また打開をやり直し
⑤ ①~④を繰り返す
「打開」というのは「エリアが取られて、自分たちの足場が少ない状態」だと思ってください
「抑え」というのは「エリアを取っていて、自分たちの足場が多い状態」だと思ってください
基本的にエリアは
「均衡状態」か「打開or抑え状態」
のどちらかしかありません
そして、ゲームの大半は「打開or抑え状態」で進みます
今の自分たちはどの状況なのかによって
動き方が大きく変わるのでそこを意識しましょう
カウントの稼ぎ方を意識しよう
基本的に「敵とエリアを塗り合う」ということでは
エリアのカウントは稼げません
「スプラは塗るのが大切」とはよく言いますが
「塗るのが大切=エリアを塗り合う」ではないことに注意しましょう
カウントの稼ぎ方は基本的に
””敵にエリアを塗らせない状況を維持する””
ということが最重要になります
敵がエリアを塗れない状態っていうのは
敵がエリアに近づけないという状態です
そこで方法としてあがるのが
- キルをして敵にエリアを塗らせない
- 射程やボムでけん制して敵にエリアを塗らせない
といったことがメインになると思います
カウントを稼ぎたいときは
エリア内やエリアより後ろにいてはダメ
というのが良くわかると思います
射程が長いブキだけは、エリア内とかにいても
敵をエリアに近付かせないことができるので問題ありません
抑えで意識したいこと
まず基本は「エリアより前に出る」ということです
先ほど言った通り「敵にエリアを塗らせない」ということを達成する為には
余程射程が長くない限り、これしかありません
そして、どのくらい前に出るかでバランスが変わります
イメージとしてはこんな感じ
稼ぎたいカウント | 取るリスク | 立ち位置 |
20 | 小さい | エリア付近 |
60 | 大きい | より敵リスに近い |
今自分たちが、どれくらいカウントが欲しいのかによって
取るリスクは変わってくるので、これを意識しながらプレイしましょう
打開で意識したいこと
打開時の状況を整理します
塗り状況 | 位置情報 | ポジション | 人数 | |
---|---|---|---|---|
打開する側 | 不利 | 不利 | 不利 (※) | 4 |
抑えてる側 | 有利 | 有利 | 有利 | 4 |
※自リス付近は打開側が有利ですが、エリア付近では打開側が不利です
このように基本的に 「打開する側が状況的には圧倒的に不利」 になっています
相手が格下じゃない限りこのままやったら確実に負けます
この状況をひっくり返す手段が「SP」になります
つまりSPを使用する目的は次の4つ
- 人数を有利にする(これが最重要です)
- 塗り状況を有利にする(連動的に位置情報がわかる)
- 位置情報を得る(これは主にキルに繋げる)
- エリア付近の強ポジションから敵を下ろす
SPとはこれを目的として使用するものであるので 逆に言うと
これを達成できるビジョンが明確に無いSPはNGです
その為、打開の成功率を上げる為にも 「2つ以上のSPを組み合わせる」が基本となります
ただし、前述の目的を達成できるなら、単独で使う価値はあります
打開の基本はまずSPを貯めることってことは意識したいですね
こうやって説明すると、一定数「それぐらい知ってる」という反応はありますが
「言語化して意識する」というのは
ゲームだけでなくあらゆることで非常に重要です
自分がこういったことを意識してプレイできてるかは
一度振り返った方が良いかなと思います
もっと詳しい解説が見たい人は
ぼくが運営してるスプラチーム「SEP」では
今回の記事よりも詳しい解説を掲載しています
もし興味がある方はぜひご検討いただけたらと思います
今後もこういった言語化を進めて
少しでもゲーム理解度の向上のお手伝いができたらと思っています