【ゲーム上達論】対戦ゲームの上達で大事なのは「シングルタスク」を徹底するって話

対戦ゲームの上達で大事なのは「シングルタスク」を徹底するって話

今回は、スプラ、LOL、VALO、APEXなどいろいろなゲームを触ってみて
これらのゲームで共通する大事なことを書いてみます
勿論これだけじゃなくてほかにもたくさんありますが
一つずつ紹介できたらなと

シングルタスクって？

シングルタスクとは
「一つの作業に集中して行う」
ということを言います
逆に、たくさんのことを並列して行うのは
「マルチタスク」と呼びます

ゲームってたくさんのことを同時に処理してそうなんですが
実は、上達のためには一つのことに集中したほうが良い
っていうのが今回の記事で言いたいことです

これについて少し詳しく説明していきましょう

人間そんなに器用じゃない

対戦ゲームをするとき、たくさんのことを同時に意識して
全部処理するなんてこと本当にできますか？
人間そんな器用じゃないんです

たくさんのことを同時に意識すると
全部が中途半端になります
結果、何をやってうまくいかない～なんてことになります

でも、うまい人はなんでも同時にやってるように見えますよね？
それについてのカラクリも説明します

上手い人は「無意識」で沢山のことができるだけ

上手い人っていうのは、簡単に言うと
「無意識」にたくさんのことができる人です
例えばキャラを動かすときにミスを殆どしませんし
視点移動なんかも手癖のようにしています

そのため、一つ一つの動作に対して
ほとんどリソースを割いていない状態な訳です
で、何かイレギュラーが起きた時のみ
そっちに意識を割いて対処します

こういうことを繰り返しおこなっているだけなので
上手い人も結構シングルタスクをしてるんですね

「無意識」でどうやってできるようになるの？

これはいたってシンプル
それは「ひたすら反復する」です
で、この反復するっていうことが実はすごい難しい

適当に反復しても質の良い動きはできません
意識して丁寧に正確に反復することで
初めて「無意識」のレベルまで身についていきます

察しの良い人は気が付いてるかもですが
この「丁寧に正確に反復する」のに必要なのが
「一つのことに集中する」こと、即ち「シングルタスク」なんです

取り組む課題は「一つだけ」尚且つ「長期的に」

「意識が高い人」ほど陥りがちな罠に注意

向上心が強い人ほど
自分の課題をたくさん思いついて
全部を直そうとしてしまいます
実はこれ、上達から遠ざかる可能性すらあるんです…

先ほど言った通り、下手にたくさんのことを同時に意識すると
すべてが中途半端になってしまい
質の高い動きが身につかないことが多いです

で、結果よく起きるのが「頑張ってるのに上達しない」状態

コーチング活動を続けて長いですが
課題をたくさん作りすぎて
混乱しちゃってる人を本当によく見かけます

取り組むべき課題を絞り込む

そこで大事なのが、課題を絞り込むことです
課題がたくさん見つかっても、その中で優先順位をつけて
順番に一つずつ取り組んでいく
これが相当大事です

ぼくが個別コーチングをしてる生徒さんには
これを徹底してもらうようにしています
ただ、一つ一つ課題を克服することで
確実に実力はステップアップしていくんです

焦らずにひたすら長期間反復する

そして、大事なのは「課題をクリアしてすぐ次にいかない」です
よくあるのが「うまくいった！次の課題しよう！」です

先ほど述べた通り
大事なのは「無意識でできるようになる」ことです

「できる」というのには次の三段階があります

課題に取り組んで「できた！」っていうのは
大体が②の段階です。
③の段階にするには②をひたすら反復するしかありません

そして、②が③に変わるのに
凄い時間がかかります。本当にとても。

例えばぼくが以前スプラで「イカロールを使えるようになる」って課題で
練習してた時なんかは
1か月くらいはイカロール以外のことは一切考えずにプレイしてました
（もちろん勝敗も無視です）

それくらい長期的に反復してはじめて身につく
って思っておいたほうが良いです
かかる時間については
ぼくは不器用なので、時間かかりましたが
器用な人はもっと早いとは思います

課題の設定や取り組みがうまくいかない…

そんな人は、教えて貰うのがオススメです
ただ、こういったことを理解してる人じゃないと
教えることは難しいので、教え慣れてる人に依頼するのが良いですね

ぼくの説明を実際に受けたいなって人は
スプラチームSEPへの入会や、スキルタウンからの依頼をお勧めします

皆さんがぜひ上達しますように！